"2011年の東日本大震災を経験し、多くの失敗と反省のもとでわかったことは、いつ、どこで何が起きても現場に必要な地図を届けなければならないことと、そのための機動性のあるチームが必要ということ。"

設立発起人 古橋 大地

クライシスマッパーズ・ジャパンとは?

迅速に地図を用いて支援ができるように

 クライシスマッパーズ・ジャパンは、自然災害、政治的混乱等の危機的状況下で、地図情報を迅速に提供し、世界中に発信・活用することを目的としている特定非営利活動法人(NPO法人)です。現在では、世界中の誰でも自由に地図情報を共有することのできるオープンストリートマップ(OSM)を活用し、どこにいてもインターネットにつながることで、この地図づくり活動に参加し、被災状況を地図に反映(マッピング)することができます。この仕組みを活用して、近年では大規模な災害が発生すると、衛星写真などを元に世界中のマッパーたちが現地の被災状況をOSMに反映し、NGOや救援団体がその地図をもとに救援活動を行っています。